「ものづくりへの関心を」小学生がフラワーポット作りに挑戦 宇都宮工業高校の生徒が講師役で活躍

 夏休みを迎えた小学生たちに、ものづくりへの関心を高めてもらおうと、2日に工業高校の高校生が講師役となってフラワーポットづくりに挑戦しました。

 宇都宮工業高校で行われた講座には、この地域に住む小学生18人が参加しました。環境土木科の高校生11人が講師となって一緒に木製のフラワーポット作りに挑戦です。

 この講座は、児童たちにものづくりに興味を持ってもらうとともに、地元の高校生と交流することで地域のことをより知ってもらおうと雀宮生涯学習センターが開いたもので、宇都宮工業高校と協力して行うのは、今年で9回目になります。

 児童の多くは指矩を使ってえんぴつで印を付けたり、ネジをドリルでとめたりする経験はないといいます。授業で工具の扱いに慣れている高校生たちが、危ないところは手助けをしてあげながら組み立てていきました。仕上げに市のマスコットキャラクター「ミヤリー」を木工用ボンドでつけて完成です。

 参加した児童たちは、カラフルに色を付けたりしてものづくりの楽しさを感じていました。

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