菅原文太生誕90年記念!「仁義なき戦い」など主演作10本を東映チャンネルで大特集

東映チャンネルでは、8月16日に生誕90年となる名優・菅原文太の主演作品の中から、選りすぐりの10作品を2カ月にわたり特集放送する。

雑誌やショーに立つファッションモデルとして芸能界に入り、1956年に東宝の映画「哀愁の街に霧が降る」で映画デビューした菅原。58年には新東宝に入社し、同年「白線秘密地帯」に出演し、本格的に俳優活動を始めた。身長の高い若手スターたち“ハンサムタワーズ”のメンバーとして売り出された後は、一時期は松竹に所属。その後、東映に移籍し、ヤクザ映画で存在感を放ち、後に大人気シリーズ「仁義なき戦い」(73〜74年)や「トラック野郎」(75〜79年)の主演を務めるなど、東映のみならず、日本映画界をけん引するスターの1人になった。

今回の特集では、「仁義なき戦い」など人気シリーズや実録ヤクザ映画といった菅原の代表作はもちろん、25歳の時に映画初主演を務めた作品や90年代のVシネマなど、“俳優・菅原文太”の歴史を振り返る名作がそろう。

8月は、新東宝時代に初主演を飾ったスリラー映画「海女の化物屋敷」(59年)をチャンネル初放送するほか、東映に移籍後の記念すべき第1回主演映画「現代やくざ 与太者の掟」(69年)、川地民生とのコンビでおなじみのアクション・コメディー・シリーズ第1作「懲役太郎 まむしの兄弟」(71年)、偉大なる深作欣二監督の実録ヤクザ映画のマスターピース「仁義なき戦い」(73年)の4Kリマスター版など、5作品をオンエア。

続く9月には、菅原と愛川欽也の絶妙コンビがおくる人気シリーズ第1作「トラック野郎 御意見無用」をはじめ、ヤクザと癒着した警察と政界の腐敗ぶりをリアルに描き出した深作監督の名作「県警対組織暴力」(ともに75年)の4Kリマスター版、落ちぶれたトレーナーと新人ボクサーが夢に向かってはい上がる感動巨編「ボクサー」(77年)のほか、息子・加織との親子共演で話題になったVシネマ「ビッグボス BIG BOSS」(92年/東映ビデオ)など、5作品をおくる。

リアリティーあふれるヤクザから、コミカルなトラック運転手までさまざまなキャラクターを演じながら、常に大きな権力と困難に立ち向かう姿で観客を熱狂させてきた“俳優・菅原文太”。その型破りな魅力を、この機会にぜひ堪能してほしい。

【番組情報】

生誕90年記念「菅原文太主演作特集Vol.1
東映チャンネル

「海女の化物屋敷」
8月5日 午後3:00〜 ほか


「懲役太郎 まむしの兄弟」
8月5日 午後4:30〜 ほか


「現代やくざ 与太者の掟」
8月6日 午後6:00〜 ほか


「関東テキヤ一家」
8月10日 午後1:00〜 ほか


「仁義なき戦い 4Kリマスター版」[R15+]
8月17日 午後8:00〜 ほか


生誕90年記念「菅原文太主演作特集Vol.2」
東映チャンネル

「トラック野郎 御意見無用」
9月1日 午後1:00〜 ほか


「実録・飛車角 狼どもの仁義」
9月2日 午後6:00〜 ほか


「ビッグボス BIG BOSS」
9月5日 午後1:00〜 ほか


「ボクサー」
9月8日 午後10:00〜 ほか


「県警対組織暴力 4Kリマスター版」
9月9日 午後10:00〜 ほか

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