【Players on Fire】4年ぶりのタイトル奪還に向けメッツの「シロクマ」が猛追!

ア・リーグの本塁打レースは大谷翔平が39本で2位に10本差をつけ、大きくリードしているが、ナ・リーグは混戦模様だ。トップを走るマット・オルソンの37本から10本差以内に4選手がひしめいている。そのなかでも2位のピート・アロンソが好調だ。

デビューイヤーの2019年に53本塁打を放ち、いきなりタイトルを獲得すると、以降のシーズンも安定して本塁打を量産し続けているメッツの「シロクマ」ことピート・アロンソ。今季は31本塁打を放っており、トップを走るブレーブスのマット・オルソンを追う2位につけている。

日本時間7月23日から30日の1週間は、2試合でマルチ本塁打を放ち、リーグトップタイの4本塁打で自身3度目の週間MVPも受賞した。

29日のナショナルズ戦では、今季自己最長の飛距離となる453フィート(約138.1メートル)弾を含むマルチ本塁打を放ち、球団史上3位タイとなる通算17度目のマルチ本塁打を記録した。8月に入っても好調を維持し、後半戦は17試合で5本塁打。オルソンは後半戦も8本塁打とハイペースだが、昨年2位の雪辱を晴らすべくアロンソが追撃している。

また、好調な選手として注目したいのが、大谷とアロンソが週間MVPを受賞したこの週に、マルチ本塁打を放つなど好調だったカージナルスのラーズ・ヌートバーだ。

ヌートバーは規定打席にこそ達していないものの、この週は18打数8安打で打率はリーグ2位の.444、本塁打3本、OPSはトップを超える1.577と絶好調。後半戦のここまでの打率は.349と躍動している。

メッツはマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーの2大エースを放出し、カージナルスも主力クラスをトレードに出すなど、両チームは再建模様。そういった状況下でもチームを引っ張り続ける彼らの活躍には今後も注目だ。

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