引退ブッフォン、イタリア代表の裏方入りか…FIGC会長が交渉認める

[写真:Getty Images]

ジャンルイジ・ブッフォン氏(45)がイタリア代表のスタッフ陣に加わるかもしれない。

28年間のプロフットボールキャリアに終止符を打ったブッフォン氏。説得力のある実績は後進の育成に生かしていってもらいたいところだが、イタリアサッカー連盟(FIGC)は招へいに乗り出しているようだ。

『Report Calcio 2023』に出席したガブリエレ・グラヴィナ会長はイタリア『スカイ』でブッフォン氏がイタリア代表の裏方入りする可能性を問われ、「隠しても無駄だ。動いている」と交渉を認めた。

「ジジは我々のターゲットであり、叶えられるよう取り組んでいるところだ。我々の意向だけで決められないがね。(ジャンルカ・)ヴィアッリを説得するのも様々な理由から非常に困難を極めたが、数カ月後にこのカルチョで最も素晴らしい人物の1人を迎え入れたんだ」

「ジジは言うまでもなく、ジャンルカ・ヴィアッリのクローンではないし、また違った特長の持ち主だが、世界のフットボールにおける象徴であり、我々の代表チームで仕事をするのも当然のように彼のプロジェクトにあると思っている。呼べるよう全力を尽くす」

「それは彼次第だがね。我々は話し合ってはいる。かなり進んだ段階まできているよ」

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