アーセナル、J・フェリックスら複数のアタッカーに関心か

写真:ジェズスの代役候補として名前が挙がるJ・フェリックス ©Getty Images

ヒザの違和感の影響で手術を行い、2023-24シーズンの開幕時期を欠場することになったアーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス。イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』はその代役売候補としてイングランド代表MFエミール・スミス・ロウやブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリら現有戦力の名前を挙げたが、他にも「補強する場合」の代役候補として3人の名前を挙げている。

1人目は、アトレティコ・マドリードが保有権を持ち、2022-23シーズンの後半戦は期限付き移籍先のチェルシーでプレーしたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス。1月にチェルシーに期限付き移籍した際にはアーセナルも関心を示していた選手で、プレミアリーグの経験があることもプラス要素と言える。また、プレースタイルについてもジェズスと共通点が多い。

アトレティコ・マドリードでは構想外とされている一方、完全移籍で獲得するにはそれなりの移籍金を用意しなければならないが、買い取りオプション付きの期限付き移籍で彼を獲得することができれば、アーセナルにとっては有利な選択肢になり得る。

2人目はユヴェントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ。こちらも過去にアーセナルが関心を示していた選手だ。

今夏、ユヴェントスはヴラホヴィッチの売却に前向きな姿勢を示しており、チェルシーとの間では彼に金銭をプラスした条件でベルギー代表FWロメル・ルカクとトレードさせるための交渉が進んでいると噂されている。

ヴラホヴィッチについてはジェズスとは特徴が大きく異なり、前線での高さやフィジカルの強さをもたらしてくれるため、ミケル・アルテタ監督の戦術に多様性を加えてくれるだろう。

最後の1人はレンヌに所属するフランス人FWアミーヌ・グイリ。2021-22シーズンはニースに所属し、リーグ・アンで38試合10ゴール9アシストを記録すると、2022-23シーズンはレンヌで33試合15ゴール5アシストとさらなる成長を見せた。センターフォワードに加えてサイドでもプレーできるため、アルテタ監督にとっても使い勝手が良い選手だ。

ただ、レンヌは昨夏、2500万ポンド(約45億3090万円)を費やして彼を獲得しているため、アーセナルが彼を獲得するためにはそれなりの出費を覚悟しなければならないだろう。

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