平塚市民病院の職員、住居侵入の有罪判決確定で失職 処分検討していたが

職員の失職を謝罪する(右から)山田健一朗病院長、三田浩史副病院長=平塚市民病院

 神奈川県平塚市民病院は4日、20代の男性看護師が住居侵入罪の有罪判決が確定したために失職したと発表した。失職は同日付。同病院は処分を検討していたが、その前に有罪判決が確定し、地方公務員法に基づいて失職したという。退職金はない。

 同病院によると、男性看護師は昨年6月と今年3月に市内の別々の女性が住む部屋に侵入したとして逮捕された。逮捕前に本人から住居侵入についての申告があり、同病院は処分を検討していた。

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