盛岡さんさ、大輪踊りでフィナーレ 巨大客船乗客も参加

盛岡さんさ踊りを楽しむMSCベリッシマ乗客ら

 第46回盛岡さんさ踊り(実行委主催)は4日、太鼓大パレードと大輪踊りでフィナーレを飾り、幕を閉じた。新型コロナウイルス禍前と同規模開催で、期間中の人出は113万8千人(主催者発表)だった。

 宮古市に初寄港したマルタ船籍の大型クルーズ船「MSCベリッシマ」(17万1598トン、定員5655人)の乗客約300人がバスツアーで盛岡市の会場入り。34人が「おへれんせ集団」に加わった。堺市から孫と訪れた鎌田貴美子さん(63)は「城下町の雰囲気を感じながら、一体となって踊るのが心地良い。市民のパワーを感じた」と満喫した。

 4年ぶりの大輪踊りでは、経験者も初心者も一つの輪をつくり、盛り上げた。

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