花巻東、打撃中心に全力 夏の甲子園、宇部鴻城の主戦想定

実戦形式の打撃練習に励む花巻東の選手たち=兵庫県西宮市内

 【大阪支社】第105回全国高校野球選手権大会(6日開幕・甲子園)に臨む花巻東は4日、兵庫県西宮市のグラウンドで打撃中心のメニューをこなした。8日の初戦で宇部鴻城(山口)との対戦が決まり初の練習。右横手投げの相手主戦を想定し、黙々と打ち込んだ。

 甲子園本番と同じ第1試合開始時刻の午前8時に練習がスタート。選手たちは気負うことなく落ち着いた様子で午後0時半ごろまで体を動かした。

 室内練習場でマシン相手にバットを振り込み、グラウンドでは右横手投げの選手らが打撃投手を務めるなど約3時間半を打撃練習に費やした。

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