【エルムS】武豊「マイペースで行こうと思っていた」セキフウで鮮やかに差し切る

8月6日、札幌競馬場で行われたG3・エルムステークスは、武豊騎乗の6番人気、セキフウが鮮やかに差し切っての快勝。武豊騎手は97年バトルライン以来、26年ぶりに同レースを制した。

エルムS、勝利ジョッキーコメント
1着 セキフウ
武豊騎手
「強かったですね。少し揉まれ弱いのかなと思ったので、最後は外に出したいなと、それが大きなテーマでした。前が速くなりそうなメンバーだったので、マイペースで行こうと思っていました。非常に乗りやすい馬で、行きっぷりも思っていたよりも楽に追走出来たので、4コーナーの手応えが良かったですね。まだまだ今日の感じならすごい良い脚を使ってくれたので、またやれるんじゃないですかね。ダートが良いと思います。今日は久しぶりに重賞勝てたのですごい嬉しいのでね、またこの感じで来週からも頑張りたいですね」

レース結果、詳細は下記のとおり。

6日、札幌競馬場で行われた11R・エルムステークス(G3・3歳上オープン・ダ1700m)は、武豊騎乗の6番人気、セキフウ(牡4・栗東・武幸四郎)が勝利した。1/2馬身差の2着に4番人気のワールドタキオン(牡5・美浦・斎藤誠)、3着に10番人気のロッシュローブ(牡6・栗東・田中克典)が入った。勝ちタイムは1:42.8(不良)。

1番人気で富田暁騎乗、ペプチドナイル(牡5・栗東・武英智)は13着、2番人気で横山和生騎乗、タイセイサムソン(牡5・美浦・奥村武)は9着、3番人気でC.ルメール騎乗、オーソリティ(牡6・美浦・木村哲也)は12着敗退。

弟、幸四郎師とのタッグで重賞V

2023エルムS・セキフウと武豊騎手

武豊騎乗の6番人気、セキフウが直線鮮やかに突き抜けて、嬉しい重賞2勝目をマークした。道中はじっくりと後方2番手から。激しい先行争いを見ながら勝負どころから一気に進出。大外から直線勝負で差し脚を伸ばすと、素晴らしい伸びであっという間にライバルを交わし去った。初めてダートに参戦したオーソリティは12着に敗れた。

セキフウ 19戦4勝
(牡4・栗東・武幸四郎)
父:ヘニーヒューズ
母:シヤボナ
母父:Kingmambo
馬主:中辻明
生産者:バンブー牧場

【全着順】
1着 セキフウ 武豊
2着 ワールドタキオン 斎藤新
3着 ロッシュローブ 浜中俊
4着 ルコルセール 鮫島克駿
5着 シルトプレ 石川倭
6着 カフジオクタゴン 池添謙一
7着 アシャカトブ 丹内祐次
8着 ペイシャエス 菅原明良
9着 タイセイサムソン 横山和生
10着 ベレヌス 西村淳也
11着 ロードブレス 横山武史
12着 オーソリティ C.ルメール
13着 ペプチドナイル 富田暁
14着 ファルコニア 吉田隼人

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