千葉県富里市長選 現職が新人を大差で退け再選

千葉県富里市長選 現職が新人を大差で退け再選

 任期満了に伴う千葉県富里市長選挙が8月6日、投開票され、現職の五十嵐博文さんが1万500票余りを獲得して、2回目の当選を決めました。

 富里市長選挙は、現職と新人による一騎打ちの選挙戦となりました。

 6日の投開票の結果、1万552票を獲得した現職の五十嵐博文さん(63)が、新人で自営業の浜野陽吉さん(38)を大差で退け、再選を果たしました。

 祝勝会で挨拶した五十嵐さんは、選挙戦は、市議選に立候補したとき以来12年ぶりで街頭演説を1日10か所以上繰り返したと振り返った上で次のように述べました。

再選した 五十嵐博文氏(無・現)
「市民の生活 、何よりも福祉、教育、健康にしっかり財源を充てて富里市がハード事業とソフト事業がバランス持てる街にしていく。これからの4年間富里市は変わっていく変えてみせます」

 祝勝会終了後、記者団の取材に応じた五十嵐さんは、小中学生の給食費の無償化を段階的に進める意向を示すなど市民サービスの向上で「選ばれる街」を目指すとしています。

 なお、投票率は29.75%で選挙戦となった2015年よりも2.02ポイント下がりました。

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