北海道中央バスは、道内の都市間高速バスの一部で時期によって運賃が変わる「変動運賃制」を10月から導入すると発表しました。変動運賃制では、「年末年始などの繁忙期」や「月曜から木曜」など3種類の運賃を設定します。対象は札幌と釧路や函館などを結ぶ4路線です。大人運賃は繁忙期は90円から640円上がる一方、月曜から木曜は90円から650円下がります。コロナ禍が落ち着き需要が回復傾向にある一方、運転手不足が深刻化していることから、新運賃の増収分を賃上げに反映させ新規採用などにつなげたい考えです。
利用者（釧路行き）「札幌に遊びに来ていて（釧路に）帰るところ。料金が変わるのは）仕方ないんじゃないですかね」
利用者（帯広行き）「（料金が高いと）買いづらくはなるが（ほかに）行く手段がない、電車だと高いので」
北海道運輸局によりますと、道内の都市間高速バスでの「変動運賃制」導入は初めてです。
