謙信公祭 のぼり旗でムード高まる 町内会と中学生 周知に向け設置  春日地区

春日山城跡を背景にのぼり旗を設置する春日中生徒ら

謙信公祭協賛会は7日、上越市春日山町3の春日山駅周辺で第98回謙信公祭ののぼり旗を設置した。地元春日地区町内会と春日中生徒の有志約30人が参加し、戦国絵巻を再現する同祭の周知に汗を流した。

のぼり旗は「龍」が書かれた白地と、「毘」が書かれた紫地の2種類。同祭に合わせて毎年設置している。総数は430本で、山麓線や春日神社周辺などは同協賛会事務局が事前に設置。この日は残りの210本を取り付けた。

同祭実行委員会の青柳伸一実行委員長は「のぼり旗が立つと、祭りに向けて気持ちが盛り上がっていく」とあいさつ。生徒らは同協賛会スタッフから設置方法を教わり、白と紫の旗を交互に結束バンドで歩道の柵などに取り付けていった。

春日中1年の藤沼樹君は「自分にもできることだと思って参加した。(同祭を)全国の人に知ってもらい、大勢に来てもらえれば」と話した。

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