中島翔子選手(津南町出身)の凱旋興行 デュオ・セレッソで東京女子プロレス 県内外から400人観戦 激闘の数々に大きな拍手

津南町の桑原町長から花束とお祝いのメッセージを受け取った中島選手

女子プロレス団体「東京女子プロレス」メンバーで、津南町出身の中島翔子選手(32)の凱旋興行が5日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。同式場を運営する平安セレモニー(同市高土町3)など主催。市内外、県外から約400人が観戦に訪れた。

同団体は2012年設立で、中島選手は旗揚げメンバーの一人。会場には津南町の特産品、ニンジンジュースや中島選手が薦めるパン店の商品などが販売され、ファンが次々と買い求めた。

中島選手はメインイベントのタッグマッチ戦に登場。身長147センチの小柄を生かして相手の体勢に潜り込み、俊敏さや優れた瞬発力で相手を振り回した。激闘を制すると、高々と拳を突き上げ、地元での勝利を喜んだ。マイクを手に取り「凱旋興行をやってもらえて、感謝しかない」と話した。

桑原悠町長も駆けつけた。リングに上がり中島選手に花束を贈呈。「凱旋興行おめでとうございます」と述べ、ファンから大きな拍手を受けた。

© 株式会社上越タイムス社