千葉県内の待機児童数 140人に減少

千葉県内の待機児童数 140人に減少

 保育所や認定こども園などに希望しても入所できない、千葉県内の待機児童の数は2023年4月1日時点で140人で、前の年よりも110人減りました。

 県によりますと、2023年4月1日時点の県内の待機児童数は140人で、前の年から110人減少しました。

 県がデータの公表を始めた2010年度以降、最も少なく、待機児童の数が最も多かった2017年度と比べ、10分の1以下にまで減りました。

 県内の市町村で、保育所の新設や定員の増加など保育施設の整備が進んだのが理由です。

 市町村別にみると、待機児童が発生したのは11市で、このうち大網白里市は、前の年の8人から27人に増えました。

 大網白里市では、特定の地域にニーズが集中したことや、とくに1歳児の増加が市の予測を上回ったことが要因とみられます。

 県は、2024年4月1日までに待機児童をゼロにすることを目標にしていて、県子育て支援課は「引き続き、市町村と連携し施設の整備を進めていく」としています。

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