出口夏希×櫻井海音W主演「アオハライド Season1」の主題歌が決定。渡邊圭祐、比嘉愛未らオールキャストも解禁!

WOWOWで9月22日から放送・配信がスタートする、出口夏希と櫻井海音のダブル主演による連続ドラマW-30「アオハライド Season1」(金曜午後11:00)の主題歌が決定。さらに、本作に華を添えるオールキャストが解禁された。

原作の「アオハライド」は、「ストロボ・エッジ」「思い、思われ、ふり、ふられ」などのヒット作を世に送り出し、現在連載中の「サクラ、サク」も話題を呼んでいる咲坂伊緒氏の同名漫画。2011年から「別冊マーガレット」で連載が開始されると、主人公たちのひたむきな恋愛模様や爽やかな友情が共感と憧れを呼び、瞬く間に話題に。シリーズ累計発行部数1300万部(電子版を含む)を突破している。

タイトルは、“アオハル(青春)”+“ライド(ride)”=“青春に一生懸命乗っていく”という意味が込められており、青春が“アオハル”とも読まれるようになった起こりとも言われている。14年には映画化、テレビアニメ化もされており、まさに青春ラブストーリーの決定版と名高い作品だ。咲坂氏の作品史上、連ドラマ化されるのは本作が初めて。原作の名ゼリフ・名シーンはもちろん、全13巻に込められた魅力を余すことなく実写化するにあたり、Season1/Season2の2部作でおくる、WOWOW初の本格青春ラブストーリー。

吉岡双葉(出口)と田中洸(櫻井)は中学の同級生。ある雨の日を境に2人は互いの距離を縮め、お祭りに行く約束を交わす。ところが、洸は待ち合わせ場所には来ず、双葉に何も告げずに転校してしまった。高校生になり、友達から嫌われないように自身を偽るための“ガサツな女子”を演じる双葉の前に、突然、洸に似た男子が現れる。しかし、彼は“馬渕”と呼ばれていて、優しかったはずが冷たい性格になり、まるで別人のよう。双葉の知らない間に洸に何があったのか。双葉は再び、洸に憧れを抱くようになる。

今回、本作のために書き下ろされた、足立佳奈 feat.竹内唯人による新曲「この雨がやんだら」が主題歌に決定した。双葉と洸が互いにひかれ合うきっかけとなる「雨」がテーマの本作。“何度も、何度も、始まりそうで始まらなかった” 双葉と洸の、近くて遠い“あと1ミリ”の距離感を感じさせる歌詞となっており、足立と竹内の歌声が「アオハライド」の世界観を鮮やかに彩る。

シンガーソングライターとして活躍する足立は、主人公の目線となって制作にあたり「ドラマのシーンとリンクしている歌詞もたくさんあり、ドラマと一緒に楽しんでもらえたら幸せです」とコメント。併せて解禁された90秒の本予告映像では、楽曲も初解禁となった。足立は主題歌が決まって純粋に驚いたと話し「すぐ頭に浮かんだのは中学の同級生の顔でした。中学生の時、原作の『アオハライド』を知ることになったきっかけがその友達で、『アオハライド』への作品愛を下校中に一生懸命語ってくれました」と当時を振り返る。そして「まさかこういう形で、たくさんの方に愛される作品に音楽を通して携わることができて、とてもうれしく思います! その友達にも早く伝えたいです」とコメントした。

また、主題歌に込めた思いを聞かれると「男女の気持ちが真っすぐ伝わるように、シンガーソングライターの竹内唯人さんをお迎えしました。この曲は『好き』を素直に言えない2人に、急な雨が降ってくるシーンから始まります。この雨がやんだら、素直に『好き』という思いを伝えられるかもしれない。そんな可能性を主人公の目線になり考えて制作しました」と制作秘話を明かした。最後に、「この曲の中ではあえて、2人の『未来』を描いていません。2人の『未来』を皆さんの中で想像して、タイトルの『この雨がやんだら』の後に続く言葉を見つけてもらえたらうれしいです」と呼びかけた。

W主演の出口と櫻井のほか、志田彩良、莉子、新原泰佑、円神・宮里ソル、曽田陵介、EXIT・兼近大樹の出演がすでに発表されているが、その脇を固める実力派俳優陣も解禁された。洸と陽一(兼近)の母親・馬渕あかり役に堀内敬子。双葉や洸たちが通う青明館高校の学年主任の教師・長谷部俊夫を野間口徹が演じる。また、高校1年時の双葉のクラスメート・仁藤明日美役は工藤美桜が務め、神保悟志があかり(堀内)の主治医・黒田隆教に扮(ふん)する。さらに、青明館高校の校長・梶原義正役は板尾創路。洸の遊び仲間の大学生・児玉雄大に渡邊圭祐が起用され、比嘉愛未が、双葉たちのクラスの担任・一条薫を演じ生徒たちを暖かく見守る。

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