新木宏典がフォトブックを携えて丹波市凱旋! 「ぜひ観光大使に」市長からオファーも

出身地の兵庫県丹波市で撮影したフォトブック「〝新〟発見 丹波ガイド」をリリースした新木宏典が、丹波市の林時彦市長を表敬訪問。発売されたばかりのフォトブックを手に、愛する故郷・丹波への凱旋(がいせん)、そして林市長との記念すべき会談が実現した。

丹波市を紹介するうえで、「丹波で暮らしている人にとって気持ちのよい盛り上がり方になるよう、(フォトブックを見て)人が集まることを喜んでくれる場所やお店を巡ったんです」と、地元への思いが根底にあったことを告白。訪れてほしい観光地や、新木も初めて訪れて新発見があったという場所など、実際に新木自身が25カ所を巡ったと聞いた林市長からは、「3日間かけてたくさんまわって撮影してくれてありがとう」と感謝が伝えられた。

市長が、丹波市民憲章を引き合いに、「『おかえり』を合言葉にみんなが家族のように暮らす、そんな“人とのつながり”が丹波市の良いところで、“人が財産”」と話すと、新木も深くうなずいて市長の考えに共鳴。「帰ってくるたびに『おかえり』と声を掛けられ、子どものころは近所付き合いの中で、それこそ友達と遊べば友達の家族が最寄り駅まで送り迎えしてくれて…温かく見守られながら育ててもらった」と振り返った。

新木は丹波を訪れる人に「うち何もないから」とよく言うそうだが、それは裏を返せば「甘えてくれたらなんでもやるよ」というおもてなしの精神であふれているのだとか。「何もないからこそ、人と人との交流がある、人付き合いを大切にしている」と力説。訪れた先々で交流があり「1カ所行けば、次の目的地も案内してくれると思う(笑)」と丹波の人々の人柄や“丹波らしさ”をうれしそうに語った。

この日は、新木の市長表敬訪問を取材しようと、地元の新聞記者が多数来庁。市長の計らいで記者からも新木に次々と質問が寄せられ、和やかな会談は予定時間を超えて続いた。これから訪れる人たちに「どんな丹波を感じてほしいか?」という質問では、「四季がはっきりしていて、1年中すてきなところ。来たシーズンによって楽しみ方が違って、その都度、見られる景色が変わります」と丹波の魅力を流ちょうにアピール。観光課長からも「100点満点の答えです!」と絶賛された。

林市長のもとにも「新木さんを早く観光大使に任命してほしい」との要望や意見が届いていると明かし、「ぜひ観光大使になってほしいね」と直々にオファーする場面も。そんな熱い思いに新木も「僕はやりたいです」と即答。終始息の合った会談で、最後はフォトブックを手に笑顔あふれる記念撮影が実現。充実した表敬訪問となった。

また、市長訪問前日には、丹波市最大の水祭りイベント「SPLASH!!丹波!!2023」にゲスト出演した新木。ステージ上でも丹波の思い出などを語り、トークで会場を沸かせた。

【プロフィール】

新木宏典(あらき ひろふみ)
1983年6月14日生まれ。兵庫県丹波市出身。ふたご座。O型。近年の主な出演作はミュージカル「刀剣乱舞」、舞台「ACCA13区監察課」「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage、舞台「モノノ怪~化猫~」、明治座創業150周年記念前月祭「大逆転!大江戸桜誉賑」、舞台「オイディプス王」、映画「漆黒天 -終の語り-」「ヒットマン・ロイヤー」など。10月には明治座創業150周年記念 「赤ひげ」に出演する。40歳の誕生日を機に「荒木宏文」から改名。

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