ヴェグホルストがホッフェンハイム加入! PL昇格バーンリーからのレンタル

[写真:Getty Images]

ホッフェンハイムは9日、バーンリーからオランダ代表FWワウト・ヴェグホルスト(31)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「10」に決定している。

1年半ぶりのブンデスリーガ復帰が決定したヴェグホルストは、クラブ公式サイトを通じて移籍の経緯を説明している。

「いくつかのチャンスがあり、ここ数週間自分の将来についてよく考えてきた。TSGの責任者は僕のために多大な努力をし、多大な感謝を示してくれた。それに対して本当に感動したし、今ここにいるのが正しいと感じているよ。したがって、すべての交渉が前向きに終了し、TSGへの移籍が行われたことはさらに良いことだね」

「今はピッチ上で自分に与えられた信頼に応え、シーズンを可能な限り成功させるために自分の役割を果たしたいと思う」

今夏、マンチェスター・ユナイテッドから1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたバーンリーにローンバックしたヴェグホルスト。しかし、その保有元クラブには居場所がなく去就が不透明な状況が続いていた。

一方、新シーズンに向けたストライカーの確保に動くも難航していたホッフェンハイムは、今年1月にリーズ・ユナイテッドへ売却したFWジョルジニオ・ラターとの再契約も検討していたが、最終的にヴェグホルストの獲得にこぎ着けた。

ヴェグホルストは母国のヴィレムⅡの下部組織育ちで、エメンでプロ入り。ヘラクレス、AZでプレーしたのち、2018年7月にヴォルフスブルクへ完全移籍。その後、2022年1月にバーンリーへと完全移籍するも、チームをチャンピオンシップ(イングランド2部)降格から救うことはできず。

昨シーズンの前半戦はトルコのベシクタシュ、後半戦はユナイテッドにレンタル移籍。ユナイテッドでは最前線やセカンドトップで献身的な守備や利他的なプレーで貢献した一方、公式戦31試合2ゴール3アシストとストライカーとしての貢献度は低かった。

近年はユナイテッドや代表チームを含め、前線のハードワーカーという立ち位置が定着した感もある197cmのFWだが、ブンデスリーガ通算では118試合59ゴールと見事な数字を残しており、ホッフェンハイムでの再爆発が期待されるところだ。

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