【こどもと高齢者を繋ぐ】参加型アートプログラム『地方活性×アート』がコミュニケーションの懸け橋になる

人口減少による過疎化や少子高齢化などが地方の課題として挙げられます。

今回は、そんな課題にアートが活かせるのではと検証している新しい取り組み『地方活性×アート』についてご紹介します。

こどもと高齢者を繋ぐ参加型アートプログラム『地方活性×アート』

『地方活性×アート』は、ミューラル(壁画)アートを通じて様々な価値を提供している会社「JAPAN AX PROJECT」によって、地方活性にアートが生かせるのではと仮説し検証する新たな取り組みです。

アートはこどもも高齢者も関係なく、様々な人の心をつかむモノであり、アートがこどもと高齢者のコミュニケーションの懸け橋になるということを実証するために参加型アートプログラムが開催されます。

こどもの「やってみたい」と高齢者の「やってみたかった」を融合

今回、開催される参加型アートプログラムは、こどもと高齢者が一緒になって、色とりどりのレンガサイズの木板にそれぞれの夢を描き、アートホームを作り上げていくプログラム。

こどもの「やってみたい」や高齢者の「やってみたかった」、その一つ一つを江別のレンガに見立てて、皆の想いが積み上がった「家」のオブジェを日本で活躍するアーティスト・MAJIO(マジオ)氏と作ります。

※copyright MAJIO

今回と類似した制作事例として、長野県渋温泉で行われたインスタレーションがあります(※上画像を参照)。

ウロコ部分をシニア世代を含む地元住民に自由にペイントしてもらい、バランスを見ながら配置。頭部や細部はアーティスト・MAJIO(マジオ)氏がペイントし完成。野外に3ヶ月展示されました。

参加型アートプログラムの概要

■開催概要:
【8月2日~8月31日】こどもの「やってみたい」と高齢者の「やってみたかった」を集める
【8月21日~23日】アーティストが現地に訪れオブジェを制作
【9月11日】仕上げ作業体験を実施
■開催場所:江別市生涯活躍のまち「ココルクえべつ」
■所在地:北海道江別市大麻元町154
■協力:株式会社創伸建設、一般社団法人SAPPORO PLACEMAKING LABO
■塗料協賛:ニッペホームプロダクツ株式会社

アーティスト・MAJIO(マジオ)氏のプロフィール

【アーティスト・MAJIO(マジオ)氏のプロフィール】 青森県弘前市出身のアーティスト。
ドローイングをベースに、ライブペイント、版画、映像作品、デザイン、演出など、表現活動は多岐にわたる。
特定の手法やジャンル、場所に傾倒することなく、自身の核から沸き上がる感覚に忠実な表現を続けている。
公式サイトはこちらから


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