森を歩くだけでストレス軽減!?「緑」が人に与える効果とは

8月11日:今日は「山の日」

山の日は2016年から施行された国民の祝日です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」を趣旨としています。

さて、夏休み中に山へ行ったり自然に触れたりと、緑を感じる機会がある方も多いと思います。

今日は緑が人に与える良い影響について調べてみました!

農林水産省の外局である林野庁によると、森林を歩くと副交感神経の活動が高まり、生理的にリラックスするのだそうです。

実際に都市と森林を歩いて実験したところ、森林の中では都市と比べて2倍ほど副交感神経の活動が高まったとのこと。

ただ歩くだけでも、緑が多い景色の中とではリラックスの度合いも変わるとは不思議ですよね…!

森林を眺めるだけの実験では、森の中は都市と比べて1.5倍ほど副交感神経の活動が高くなったそうですよ。また、森林を眺めるとストレスホルモンも減少すると言われています。

(参考:林野庁ホームページ「保健・レクリエーション機能」

実験の結果からも、森林は私たちに良い影響を与えてくれていることが分かります。

リラックスやストレス軽減にも繋がるため、日常生活の中で自然や緑を積極的に取り入れていきたいものですね。

近所に緑豊かな公園がある方は、お散歩を習慣にするとgood。もし周辺に緑が少ないと感じている方は、お部屋に観葉植物を置いたり、ベランダ菜園を始めたりと、身の回りに緑を取り入れるとよいかもしれません。

「リラックスしたい」「ストレスが溜まっている…」などと感じた時は、緑のパワーを上手に活用しましょう!

「山の日」とは?

2016年から施行された国民の祝日で、その趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」。日付にとくに意味はなく、盆休みと連続させやすいことから8月11日が選ばれた。

出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ

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