【大谷とともにポストシーズンを目指す仲間たち】2人合わせて371本塁打! トラウトとも縁のある2人が加入

シーズンも残り2ヶ月を切り、ポストシーズン進出を狙うチームたちは補強に動いた。ポストシーズン進出を熱望する大谷翔平が所属するエンゼルスも今季は可能性が残されており、積極的に選手を獲得。新たに大谷のチームメイトになった選手を紹介しよう。

日本時間7月31日、エンゼルスはロッキーズとのトレードを成立させ、エンゼルスが抱える若手有望株を放出し、通算186本塁打のC・J・クロンと、185本塁打のランドール・グリチックを獲得した。

クロンは2011年ドラフト1巡目(全体17位)でエンゼルスに入団。2014年に昇格し、2017年までプレーしたが、2018年に大谷の加入が決まると、アルバート・プホルスがDHから一塁にコンバートされることに伴い、大谷と入れ替わる形でチームを去った。

クロンの持ち味は豪快なアーチで、2022年9月には当時所属していたロッキーズが本拠地とするクアーズ・フィールドで、歴代2位タイとなる504フィート(約153.6メートル)弾を記録した。ちなみに、NPBの広島東洋カープに所属していたケビン・クロンは実弟にあたる。

グリチックもプロ入りはエンゼルスだ。2009年ドラフトでは1巡目(全体24位)で指名されたが、その次の25位でエンゼルスに指名されたのがマイク・トラウトだった。2人は元ルームメイトで、マイナーではチームメイトとしてもプレーしたが、グリチックはデビュー前にカージナルスにトレードされた。

トラウトは骨折した左有鈎骨の手術からまだ復帰できていないので、フィールドでの再共演は実現していないが、8月中旬の復帰に向けて調整は進んでおり、「フロントオフィスはチームをより良くしてくれた。私は戻るためにあらゆることをする」と本人も復帰を待ち望んでいる。

主砲の復帰、そして縁のある2人との相乗効果でエンゼルスは悲願のポストシーズン進出なるか。これからも負けられない試合は続く。

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