110番映像通報システム 山岳遭難にも活用を

110番映像通報システム 山岳遭難にも活用を

 全国の警察で2023年4月から導入されたスマートフォンの写真撮影機能を活用した110番映像通報システムについて千葉県警は、山岳遭難の救助要請などにも役立ててほしいと呼びかけています。

 110番映像通報システムは、通報した人からスマートフォンで撮影した映像や画像を受け取る新システムで、2023年4月から全国の警察で導入されました。

 県内では2023年に入ってから7月末までに山岳遭難が11件発生していて、2022年の同じ時期と比べて3件増えているということです。

 夏休みには登山者が増えるとみられていて県警の担当者は「千葉県には低い山が多いが油断せず、家族に行き先を伝えたり、行き先の警察署に登山計画を提出したりするなどしっかり準備をして山に入ってほしい」としたうえで、遭難した場合には新システムを活用するよう呼びかけています。

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