マジョルカが国内屈指の司令塔ダルデルを獲得! マジョルカ島出身者は故郷のクラブの新10番に

[写真:Getty Images]

マジョルカは11日、エスパニョールからスペイン人MFセルジ・ダルデル(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「10」に決定。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。

マジョルカ島出身で地元クラブのCEマナコルのカンテラでキャリアをスタートしたダルデルは、2007年にエスパニョールのカンテラに入団。その後、マラガでファーストチームデビューし、2015年夏にはリヨンへ活躍の場を移した。

2017年夏には古巣エスパニョールへ買い取りオプション付きのレンタルで復帰。古巣でのファーストチームデビューを果たすと、その翌年に完全移籍となり、正式にクラブの一員となった。

以降は中盤の絶対的な司令塔に君臨し、セグンダに降格した際にもクラブに残留し、1年でのプリメーラ復帰に貢献。ここまで公式戦245試合に出場し、25ゴール25アシストの数字を残してきた。

その卓越した技術と戦術眼を生かしたゲームメークはスペイン国内で高い評価を集めており、過去にはラ・ロハ招集を望む声も挙がっていたほどだ。昨シーズンのラ・リーガでは全38試合に出場し、6ゴール4アシストを記録。しかし、チームのセグンダ降格を阻止できず、生まれ故郷のマジョルカへの帰還を決断した。

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