モナコのMF南野拓実が開幕戦から結果を残した。
13日、リーグ・アン開幕戦でクレルモンと対戦したモナコ。南野はこの試合に先発出場を果たした。
加入1年目の昨シーズンは期待外れのパフォーマンスに終わり、大きく批判を受けることもあった中、今季はプレシーズンでもゴールを重ねるなど、好調を維持していた。
モナコは、ブリール・エンボロが負傷で離脱中。さらに、この試合に出場はしたものの、エースのウィサム・ベン・イェデルは、強姦、強姦未遂、性的暴行の容疑で起訴されるという中で開幕を迎えた。
試合は開始7分にクレルモンが先制。幸先の悪いスタートとなったが、26分に南野がアシストで貢献する。
裏へ抜け出した南野。自陣からのロングフィードは並走したヴァンデウソンに出されると、ヴァンデウソンが胸でスペースへパスを送る。
これに反応した南野は、ボックス内左から相手の足下を通すグラウンダーのクロス。これをヴァンデウソンがしっかりと合わせて、モナコが同点に追いついた。
昨シーズンとは違う動きを見せる南野。ファンは「マジで嬉しい」、「ゴール前の狭いエリアで躍動する」、「素晴らしいアシスト！」、「復活したのが嬉しい」、「レベルたけぇ」、「ガチで嬉しい」とコメントが集まった。
また、2-2となった後の70分には、ボックス内でパスをもらうと、ボールに触れずに切れ味鋭い見事なターンで相手を翻弄。グラウンダーのクロスから、ヴァンデウソンがリターンし、ベン・イェデルが勝ち越しゴール。このプレーにアシストはつかないが、「キレの良さがハンパない」、「これぞ南野」、「イキイキしててめちゃくちゃ嬉しい」とコメントが集まった。
なお、試合は2-4でモナコが勝利。かつてフランクフルトを率いたアディ・ヒュッター監督の下で、活躍が楽しみな開幕戦となった。
