レイズ・フランコが制限リスト入り SNS上での疑惑をMLBが調査

日本時間8月15日、レイズは正遊撃手ワンダー・フランコを現在の西海岸遠征の期間中、制限リストに登録することについて、球団とフランコが相互に合意したことを発表した。関係者によると、MLB機構はフランコの行動に関するSNS上での疑惑について、現在調査を行っているという。レイズは今日から敵地サンフランシスコでジャイアンツとの3連戦がスタート。その後、移動日を1日挟んで敵地アナハイムでエンゼルスとの3連戦が予定されているが、フランコは少なくともこの6試合を欠場することになりそうだ。

レイズは「タンパベイ・レイズとワンダー・フランコは、彼が制限リストに入り、現在のロードトリップの期間中、チームから離れることについて相互に合意しました」と発表。その後、すぐに別の声明を発表し、「我々は、状況をよりよく理解するためにリーグが取るいかなる措置も支持します。関係各位への配慮から、現時点ではこれ以上のコメントは差し控えさせていただきます」と述べた。

レイズは日本時間8月14日に本拠地トロピカーナ・フィールドで行われたガーディアンズ戦の試合後、サンフランシスコへ移動したが、そのフライトにフランコは同行していなかった。レイズはサンフランシスコとアナハイムで合計6試合を戦うが、「現在のロードトリップの期間中」という言葉を文字通りに受け取るのであれば、フランコは少なくともこの6試合をすべて欠場することになる。レイズは6試合の西海岸遠征を終えたあと、ホームに戻るため、フランコの復帰は最短で日本時間8月23日のロッキーズ戦ということになるだろう。

フランコについては、未成年と不適切な関係にあったことがSNS上で取り沙汰されている。この疑惑が広まったあと、日本時間8月14日のガーディアンズ戦を欠場したが、ケビン・キャッシュ監督は「憶測があることは承知しているが、それ以上コメントするつもりはない。今日はただの休養日だ」とフランコの欠場が疑惑と未関係であることを強調した。

現在22歳のフランコはメジャー3年目の今季、ここまで112試合に出場して打率.281、17本塁打、58打点、30盗塁、OPS.819をマーク。調査の結果次第では出場停止などの処分が科される可能性もあるが、SNS上で広まった疑惑はどんな結末を迎えるのだろうか。

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