「誰もが忘れない」FIFA会長が絶大な人気を誇り、インパクトを残したなでしこジャパンに異例の感謝「素晴らしい模範を示した」

[写真:Getty Images]

国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が、なでしこジャパンに感謝のメッセージを送った。

【動画】FIFA会長が今大会のなでしこの戦いを振り返るムービーとともに感謝のメッセージ

オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)も残すところ4試合。準決勝は15日からスタートする。

2011年のドイツ女子W杯以来、12年ぶりとなる世界一を目指したなでしこジャパンは、グループステージで圧倒。優勝候補の一角であるスペイン女子代表相手にも、得意のカウンターで4ゴールを奪う活躍を見せ、世界中で話題をさらった。

なでしこジャパンは、ラウンド16でノルウェー女子代表に勝利するも、準々決勝でスウェーデン女子代表の前に1-2で敗戦。ベスト8で姿を消すこととなったが、宮澤ひなたが5ゴールを記録する活躍を見せるなど、現地でも絶大な人気を誇るほど、インパクトを与えた。

そのなでしこジャパンに対し、インファンティーノ会長が自身のインスタグラムを更新。なでしこジャパンの映像とともに、感謝のメッセージを送った。

「2011FIFA女子ワールドカップの勝者の日本は、グループステージのザンビア戦、スペイン戦、そしてラウンド16のノルウェー戦で見せた素晴らしいパフォーマンスは、今大会を誇りに思えるだろう」

「接戦となった準々決勝スウェーデン戦で惜しくも敗れたが、今回のFIFA女子ワールドカップを史上最高の大会にするために、フィールドの内外であなた方が貢献したことは、誰もが忘れないだろう」

「素晴らしい模範を示してくれた選手、スタッフ、そして素晴らしいファンに対しても、感謝の気持ちを送ります」

カタールW杯では、SAMURAI BLUEが世界を驚かせ、その模範的な姿を見せてきており、日本のチームは世界の大会で世代を問わず素晴らしい振る舞いを見せてきたが、今回のなでしこジャパンも、またその印象を世界に植え付けることとなった。

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