ブレーブス「全試合出場カルテット」の一角 オルビーズがIL入り

日本時間8月15日、ブレーブスは11対3で勝利したヤンキース戦の試合後、正二塁手オジー・オルビーズを左ハムストリング痛のため10日間の故障者リストに登録することを決めた。オルビーズは今日のヤンキース戦を欠場したものの、昨日までの全117試合に出場。ブレーブスが誇る「全試合出場カルテット」の一角だった(他の3人はマット・オルソン、オースティン・ライリー、ロナルド・アクーニャJr.)。オルビーズ離脱に伴うロースター変更はまだ発表されていないが、代役候補にはボーン・グリッソムの名前が挙がっている。

現在26歳のオルビーズはメジャー7年目の今季、ここまで117試合に出場して打率.267、28本塁打、90打点、11盗塁、OPS.841をマーク。強打の二塁手として活躍し、2年ぶり3度目のオールスター・ゲームに選出された。オルビーズは日本時間8月14日に行われた「サンデー・ナイト・ベースボール」のメッツ戦で途中交代。当初は「左ハムストリングのけいれん」と発表されていたが、翌日になって違和感が増し、精密検査を行ったところ、大事を取って故障者リストに登録することが決定された。

現在アクティブ・ロースター内にいる選手では、トレード・デッドラインに加入し、移籍後4試合で10打数7安打、OPS1.800と打ちまくっているニッキー・ロペスが二塁の代役候補。また、ブライアン・スニッカー監督はグリッソムを抜擢する可能性にも言及しており、マイナーAAA級で88試合に出場して打率.327、6本塁打、50打点、11盗塁、OPS.906の好成績を残しているグリッソムが再昇格する可能性もある。

なお、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、同じチームの4選手が開幕からの全115試合に出場したのは、1920年以降のライブボール時代で6度目のことだったという。6度目と言っても、最後に達成したのは1944年のレッズであり、主力選手に休養を与えるのが当たり前となった現代野球では異例の出来事。メジャー最高勝利を誇るブレーブスは「全試合出場カルテット」の一角を欠くことになったが、その穴をカバーすることができるか注目だ。

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