新幹線 三島駅ホーム 桃中軒 と ベルマートキヨスク をチェック! 新幹線 車内ワゴン販売が消える2023年に再認識

「駅周辺店舗の品揃えの充実、飲食の車内への持ち込みの増加、静粛な車内環境を求めるご意見、また将来にわたる労働力不足への対応等をふまえ、「のぞみ号」「ひかり号」の全号車で実施している車内ワゴン販売を終了し、新しい形態のサービスを導入します」

「東海道新幹線の車内ワゴン販売は10月31日(火)をもって終了します」(JR東海)

ということで、ここであらためて、ひかり こだま に乗って、のぞみ 通過待ち時間に買い物ができる駅ホーム売店を、チェック。

まずは三島駅。ここ三島駅 新幹線ホームといえば、鉄道好きは、「島式ホームの外側に通過線(本線)がある」という唯一の構造で知られる。

また、スキージャンプ台やカタパルトを想わせる、三島車両所(車両基地)の引き上げ線も、三島駅を通るときにおもしろい車窓のひとつ。

そして……。

ここ三島駅 新幹線ホームには、桃中軒 や ベルマートキヨスクの売店がある!

ここ三島駅 新幹線ホームには、桃中軒 や ベルマートキヨスクの売店がある!

島式ホームにある売店ということで、上下線ともに使えるショップで、ベルマートキヨスクは東海道新幹線7・8号車、14・15号車付近。

ベルマートキヨスクでは、おにぎり・パン・弁当・ドリンク・お酒・タバコ・おみやげが手に入り、クレジットカード・バーコード決済・電子マネーが使える。

沼津市千本港町に本社・工場を構える 桃中軒 は新幹線ホーム中央(8号車付近)にある。

桃中軒 は、1891(明治24)年に沼津駅構内で弁当の販売権を得て創業したのがルーツ。

1969年の新幹線開業とともに、新幹線三島駅待合室とホームに売店を構え、すでに半世紀を超えていまも健在。

老舗駅弁 桃中軒 のラインナップには、「抹茶あじ寿司「沼津 香まだい寿司(抹茶酢飯)」「港あじ鮨」「富嶽 あしたか牛すき弁当」「鯛めし」「さとやまのさち」「三島宿 箱根山麓豚 炙り焼き弁当」「清流うなぎ弁当」「奥駿河の磯ちらし」「天城紅姫 あまご寿司」「とり重」「助六寿司」と、いろいろ食べてみたいものばかり……。

―――こだま や ひかり をうまく使って、こうした老舗駅弁の味を感じながら、ゆっくり行く新幹線の旅も、いい。

kawamura_lucy / PIXTA

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