前大阪市長・松井一郎氏が認める政治家とは?新コンサル会社中止の裏側とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年8月13日に公開された動画では、ゲストに前大阪市長の松井一郎氏をお招きし、批判殺到の「松井橋下アソシエイツ」の真相と松井氏が認める政治家について語っていただきました。

会社設立の意図は?活動中止はなぜ?

【このトピックのポイント】
・コンサル会社設立で公募入札の門戸を広げ、定年退職後の職員が活躍できる場を作りたかった
・政治家人生に悔いなし。今会いたいのは大谷翔平
・松井氏は認めた政治家は安倍晋三氏「信念をもって仕事をやり遂げるところは凄い」

松井氏のプロフィールは以下の通りです。

39歳の時に父親から言われた「自分のことがうまくいったら、ちょっと世の中のために働けよ」という言葉が、政治の道に進むきっかけとなったと松井氏。

それまでは仕事が楽しく、大阪府議の息子であったものの政治家になることはまったく考えていなかったとのことです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして松井氏に回答していただきました。

松井橋下アソシエイツで一体何が?

橋下徹氏と松井氏は、民間企業と行政のパイプ役となるコンサルディング会社を共同で設立することを発表していました。しかし、一部野党議員からの批判を受け現在は中止しています。

設立の背景について、松井氏は公募入札に参加する事業者の多くが大企業である点に言及。中小企業にとって参加の障壁となっている、入札の情報やプレゼンのノウハウの部分をサポートする意図があったとのことです。

また、その業務を役所のOBが担当することで、職員が定年退職した後もその経験や能力を活かして働ける場を作る目的もありました。

一部の野党からの「口利きに当たる」という批判に対して、松井氏はサポートするのは審査のスタートラインに立つところまでの話であり、審査のプロセスを捻じ曲げるようなものではないと説明。

「僕も橋下さんもやって良いことと悪いことも重々わかっている」と苦言を呈しました。

活動を中止した理由は、批判による橋下氏のメディア出演など他の仕事への影響を考慮したものとのことです。

MC鈴木邦和は自身の経験を踏まえ、役所にアクセスできる民間企業の少なさを指摘。結果的に役所の選択肢が少なくなり、市民の利益を損ねることになっている点に言及しました。

MC鈴木「私はこういうのがもっとあったほうがいいと思うのに、中止になるのは非常に残念だと思います」

野党から批判が集中した原因について松井氏は「自分たちが生き残るためのげすい勘ぐり批判やね」とコメント。維新の支持率が上がる中で、維新創設者である2人を攻撃したい意図があったのでは、と推測しました。

政治家引退の今後は?

4月に大阪市長の任期を満了し、政治家としても引退を表明した松井氏。今後はどのような活動をするのでしょうか。

政治家になる前に経営していた会社はすでに引き継いでおり、「帰ってくるな」とも言われているそうです。松井氏は「孫の成長をサポートできれば」と3人の孫を持つおじいちゃんの顔をのぞかせました。

政治家としてはやりきったという思いがあるようで、「後の人生悔いなくね。ストレスやプレッシャーのかかるような責任のある仕事はもうしたくないな」とのことです。

会ってみたい人は?という質問に対しては「大谷翔平」とコメントしました。

松井さんが認めた政治家は誰?

「松井さんが認めた政治家は誰?」という質問に対し、松井氏が真っ先に挙げたのは安倍晋三氏と菅義偉氏です。

特に安倍氏については、賛否拮抗する中で平和安全法制をやり遂げたことを挙げ「信念を持ってぶれずに仕事されたところは非常に認める」とコメントしました。

MC鈴木「維新の中だとどうですか?」

松井氏「もちろん馬場代表は長く一緒にやってきてるのでね。維新を託せる人だと思っています」

さらに、松井氏は藤田文武氏、音喜多駿氏、柳ヶ瀬裕文氏の名前を挙げ「どこかで頭打つ時があると思う」とコメント。「今の執行部での経験がその後の政治家としての厚みにつながると思うしつなげてもらいたい」と続けました。

選挙ドットコム編集部が選んだ方についてもコメントをいただきました。

1人目は平松邦夫氏。橋下氏の前に大阪市長を1期務めた人物です。松井氏は「我々と考え方は違うけどね、プライベートを、人生を楽しんでもらいたいと思います」とコメントしました。

2人目は小池百合子氏。来年都知事選挙を迎える小池氏に対し松井氏は「大都市のリーダーとして日本を引っ張ってもらいたい」とエールを送りました。

最後に挙げたのは上岡龍太郎氏。2004年の大阪府知事選挙で知事を交代させたいという強い思いがあった松井氏は、上岡氏に出馬要請のために直接会ったことがあるそうです。

すでに芸能界を引退していた上岡氏には「私が出る幕ではありません」と断られたとのこと。松井氏は「大阪にとっては本当に素晴らしいエンターテイメントのリーダー。本当にもう一度なんとかあの上岡節で楽しませてもらいたかった」と当時を振り返りました。

動画本編はこちら!

松井氏が凄いと感じた政治家は?「松井橋下アソシエイツ」の真相とは?

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