ふるさとや行楽地で過ごした人たちの「Uターンラッシュ」がピーク迎える

 お盆休みをふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが15日ピークを迎えています。

 新型コロナが5類へ移行してから、初めて迎えたお盆休み。15日午後2時ごろ、JR宇都宮駅の新幹線のホームでは、お盆のUターンラッシュと台風7号の影響が重なり大きなスーツケースやたくさんの土産袋を持った帰省客などで混み合いました。

 JR東日本によりますと、東北新幹線は午前中は上下線ともに目立った混雑は見られなかったものの、午後から徐々に混みはじめ上り線の自由席の乗車率が100パーセントに達した列車もありました。JR東日本では、お盆の期間中、臨時列車を上下線で去年(2022年)よりも142本多い356本運行して対応しています。

 一方、台風7号の接近に伴い、西日本から東海地方にかけて新幹線の計画運休や航空機の大幅な減便が決まったことで、兵庫県から県内の実家に帰省していた家族からは台風の影響を心配する声も聞かれました。

 栃木県内の鉄道への影響ですが台風による大雨の影響でJR烏山線は宝積寺駅から烏山駅の上下線で午前7時前から運転を一時見合わせましたが、約3時間半後の午前10時20分ごろに運転を再開しています。

 東北新幹線は15日がお盆休みの上りのピークとみられていますが、台風の今後の進路によっては、一部列車に遅れや運休が発生する可能性があり、JR東日本では最新の運行情報に注意するよう呼びかけています。

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