「戦没者を悼む 平和を祈る」栃木県護国神社で戦没者の追悼式

 宇都宮市の神社では、戦没者の追悼式が行われ遺族らが犠牲者を悼むとともに平和への祈りを捧げました。

 宇都宮市の栃木県護国神社では、戦没者の追悼式が行われ遺族など約230人が参列しました。

 式典で県戦没者合同慰霊祭執行委員会の委員長を務める木村好文県議会議員は「過去の戦争から学んだ貴重な経験を肝に命じ戦争の惨禍を二度と繰り返さないよう戦争の悲惨さを子や孫に伝えていくことが遺族の責務」と追悼のことばを述べました。

 続いて、委員会の名誉会長を務める福田富一知事が「戦後生まれの世代が8割を占める今、ウクライナではロシアとの戦争が続き尊い命を奪われている現状を目の当たりにし一刻も早い収束を願ってやまない」と話しました。

 そして、正午の時報に合わせて参列者は1分間の黙とうを捧げ、戦没者を悼むとともに平和への祈りを捧げました。

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