ニューカッスルがチェルシー若手DFに関心も、ネックはFFP抵触か

[写真:Getty Images]

ニューカッスルがチェルシーのU-19イングランド代表DFルイス・ホール(18)に関心を示しているようだ。

チェルシーの下部組織出身であるホールは、2022年1月にファーストチームデビュー。昨季も成績不振に陥るチームの中で着実に出場機会を増やし、公式戦11試合に出場した。

一方で、DFベン・チルウェルやDFマルク・ククレジャが健在なこともあり、ホールは今シーズン武者修行に出ることが濃厚に。多くの優れた選手を輩出してきたチェルシーアカデミーの新たな有望株に対しては、クリスタル・パレスがローンでの獲得に迫っているとも報じられていた。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ここに来てニューカッスルも獲得を検討しているとのこと。クリスタル・パレスとチェルシーの交渉が停滞中なこともあり、可能性はあると踏んでいる模様だ。

ただし、今夏の移籍市場でイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(23)やイングランド代表MFハーヴィー・バーンズ(25)、U-21イングランド代表DFヴァレンティノ・リヴラメント(20)を獲得したニューカッスルは、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触を避けるためこれ以上の支出が難しい状況に。それでも、ニューカッスルのホールに対する関心は本物であり、クラブは現在解決手段を探しているようだ。

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