市議会の仕組みを学ぶことで身近に感じてもらおうと、千葉県船橋市では8月16日、小学生を対象とした市議会の見学会が開かれました。
この見学会は、市議会が主催し、例年、小学生から高校生までを対象に開いているもので、新型コロナの影響で中止されていましたが、今回4年ぶりに開催しました。
16日は約50人の小学生の児童が参加し、はじめに議会や議員とはどういったものか、議会の仕組みについて講義を受けたのち、施設内を見学しました。
議長室では、議長自らが説明を行ったほか、議場では児童らが市長や議長、議員の席に実際に腰をかけ、写真を撮ったり椅子を回したりして大興奮の様子でした。
見学会の最後には議員と懇談する場も設けられ、児童らは「議場の席はどうやって決まりますか」、「船橋市の好きなところは何ですか」など、子どもならではの視点で次々に質問していました。
児童は―
「名札が倒れたり上がったりするのが面白いと思った。市のために市民を思い、しっかりやりたいと思う気持ちがあってこそ選挙で当選しているのだと思った」
「議場が思ったより広くて、普通に一般の人が見られるようになっていてびっくりした。(議会の印象は)暗くてピシッとした感じだと思っていた、思ったよりも優しい感じで印象が変わった」