ローマがPSGのアルゼンチン代表MFパレデスを完全移籍で獲得、6年ぶりに古巣復帰「特別だ」

[写真:Getty Images]

ローマは16日、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。

契約期間は2025年6月30日までの2年間となる。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、移籍金250万ユーロ(約4億円)にボーナスがつく契約とのこと。50%の試合に出場した場合は、3年目のオプションがあるという。

ボカ・ジュニアーズでキャリアをスタートしたパレデスは、キエーボへのレンタル移籍を経験。2014年7月にレンタル移籍でローマに加入すると、2015年7月に完全移籍で加入した。

ローマでは公式戦54試合で4ゴール2アシストを記録。2017年7月にゼニトへ完全移籍すると、2019年1月にPSGへ完全移籍していた。

PSGでは公式戦117試合で3ゴール10アシストを記録。ただ、2022-23シーズンはユベントスへとレンタル移籍し、公式戦35試合に出場し1ゴール1アシストを記録していた。

また、アルゼンチン代表としても54試合に出場し5ゴールを記録。2021年のコパ・アメリカ、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)で見事に優勝していた。

6年ぶりの古巣復帰となるパレデスは、クラブを通じてコメントしている。

「ローマに戻るのはいつも特別なことだが、今ローマの選手として復帰するというのはさらに特別だ」

「僕を歓迎してくれたファンと、僕がヨーロッパでキャリアをスタートさせたクラブに連れ戻してくれたローマに感謝したい」

「昨年はワールドカップで僕にとって信じられないほど幸せな年だったので、これを味わい続けたいと思っている。僕は成功しているし、このチームならそれができると確信している」

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