〈台風7号〉一部崩落した橋を国の緊急災害対策派遣隊が調査 川の増水で橋脚が1本落ちたか 岡山・鏡野町

台風7号の影響で岡山県では道路や住宅などに被害が出ました。鏡野町では、橋の一部が崩落し、調査のため国の緊急災害対策派遣隊が現場を訪れました。

(記者リポート)
「あちらの橋、橋桁が落ちて曲がってしまっています」

岡山県鏡野町の大木山橋です。15日午後1時45分ごろ、町の職員が橋の一部が落ちているのを確認し、通行止めにしました。

(近所の人はー)
「迂回しないといけないので時間がかかりますし、迂回の道も橋が狭かったりするので、ちょっと怖いかなって気持ちはあるんですけど」

16日午後、国土交通省・中国地方整備局の緊急災害対策派遣隊と町の職員らが、被害状況を調べるため現場を訪れました。そして、3本ある橋脚のうち1本が落ちていることを確認しました。

(中国地方整備局/波戸秀浩 総括保全対策官)
「(川の)水の量がかなり多かったと認識しています。(それにより)橋が落ちたと推測しているところでございます」

緊急災害対策派遣隊は、仮設の橋を設置するなどして対応するよう町に提案しました。町は「対応を早急に検討したい」としています。

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