シュトゥットガルト所属の日本代表MF遠藤航が、リヴァプールへの加入に近づいている。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がX(旧Twitter)で報じたのを皮切りに、『BBC』や『The Athletic』など複数のイギリスメディアが報じている。
この夏、リヴァプールの中盤ではファビーニョがアル・イテハド、ジョーダン・ヘンダーソンがアル・イテファクと、ともにサウジ・プロフェッショナルリーグへ新天地を求めた。中盤の補強が急務となっていたリヴァプールはモイセス・カイセドに白羽の矢を立てたものの、本人がチェルシー行きを希望。結局、イギリス史上最高額の移籍金となる1億1500万ポンド(約212億円)でチェルシー加入が決まった。
さらにリヴァプールはサウサンプトン所属のベルギー代表MFロメオ・ラヴィアへ総額6000万ポンド(約108億円)のオファーを提示し、クラブ間合意に達したと報じられたものの、こちらも本人がチェルシーへの移籍を希望していると見られている。
そこでリヴァプールでスポーツディレクターを務めるヨルグ・シュトマケ氏が遠藤の獲得を推進し、合意に取りつけたようだ。
ロマーノ氏は「遠藤航がリヴァプールへ。シュトゥットガルトから移籍金1800万ユーロ(約28億5000万円)で加入する日本人MFは、木曜日にメディカルテストを受ける。遠藤は夢を追うことを求めたため、個人的な条件は数時間で合意に達した」と報じている。