新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は17日、県内約380カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。7～13日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は11.55人となり、前週に比べて0.15人減少した。減少は2週連続になるが、3週連続で10人を超えた。
県医療危機対策本部室の担当者は「減少したとはいえ微減なので、引き続き注視していく必要がある」としている。
報告された患者数は県内全体で3753人。1医療機関当たりの報告数は横浜市で10.18人、川崎市で11.56人、相模原市で8.18人、政令市以外の県域で13.87人だった。
16日時点の入院者数は1398人（前週比345人増）で、うち重症者は22人（同1人減）。確保病床の使用率は53.06％で、うち重症用病床は18.75％だった。
