学用品の再利用促す 千葉県「ジモティー」と連携

学用品の再利用促す 千葉県「ジモティー」と連携

 子育て世代の教育費の負担軽減を図ろうと、千葉県は、地域情報サイトの運営会社と連携し、ランドセルなど学用品の再利用を促す取り組みを始めています。

 県は地域情報サイトを運営する「ジモティー」と協定を結び、7月13日から、学用品の再利用を促すキャンペーン「#(ハッシュタグ)ちばリユースクール」を始めました。

 キャンペーンでは、ランドセルや教材、部活動の道具など、不要となった学用品をハッシュタグをつけて出品してもらうことで、必要とする保護者がそれらを見つけやすくなります。

 ジモティーが、学用品のリユースで都道府県と連携するのは初めてです。

 県によりますと、キャンペーン開始から1か月余りが経ち、「出品者は少しずつ増えている」ということです。

 こうした取り組みは、教育費の負担軽減の他、環境に配慮した教育活動も目的としていて、熊谷知事は7月、次のように述べました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「できる限り、子育て世代の教育にかかる経済的な負担は軽減していきたい。我々ができる取り組みを地道に重ね、負担の軽減であったり、最終的には循環型社会の実現にも寄与するものなので、一つひとつ積み重ねていきたい」

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