地ビール製造などを手がける横浜ビール（横浜市中区）は、本店レストラン「驛（うまや）の食卓」（同）のリニューアルに向け、クラウドファンディング（CF）を実施している。来年迎える25周年の節目に合わせ、地域コミュニティーのハブ（拠点）として交流とにぎわいが生まれる空間を目指す。第1弾として、目標金額500万円をインターネット上で募っている。31日まで。
桜木町駅や関内駅から徒歩5分ほど。中区住吉町にある同店は1999年4月、オープンした。レストランと醸造所を併設。こだわりの手作りビールと、神奈川県産の食材を使った料理を提供している。
店が抱える課題に、「横浜ビール」と、一目で認識されない外観があった。外からは醸造所があることに気付きにくい、との声も寄せられていた。
ただ、CFは単なる店舗外観のリニューアル工事を目的としているわけではない。横浜ビールのファンと共に、これからも歩んでいきたい─。そんな思いから挑戦するに至ったという。
