実用的&おしゃれ!『ルーフラック』のおすすめメーカーは?取り付け方や購入時の注意点もチェック

キャンプの荷物が増えて、車への積み込みに苦労したことがありませんか?ルーフラックを使うと車載スペースを増やせるため、より快適なアウトドアライフが楽しめますよ。今回はルーフラックの選び方や注意点、おすすめメーカーをご紹介します!

アウトドア感UPでカッコいい!実用的でオシャレな「ルーフラック」が人気!

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『ルーフラック』とは、車の上に荷物を載せる収納スペースです。

似たようなアイテムに箱型の「ルーフボックス」があり、耐久性の高さや雨天時でも中身が濡れない点で優れています。一方、収納量や荷物の大きさに制限があるのが難点。

今回おすすめするルーフラックは、この難点を解決できる便利なアイテムです。

まずはルーフラックのメリット・デメリットを押さえておきましょう!

積載量UP&おしゃれ!ルーフラックのメリット

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ルーフラックのメリットは、積載制限内であれば荷物の形・重さを気にすることなく車の屋根に載せられること

形が決まっているルーフボックスに入れられないような、大型のテントやタープ、クーラーボックスも載せられます。汚れたテントや濡れたものを車内に入れたくない人にもおすすめ!

また、デザイン性が高く車のドレスアップアイテムとしても優秀です

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テントやクーラーボックス、トランクカーゴのデザインを統一すれば、おしゃれ度はグッとUPしますよ。

ルーフラックを使うと車内が広くなるため、持っていくギアを充実させたり、一緒に行動する人を増やせたりとアウトドアの楽しさが広がりますね!

しっかり固定しなければ危険も!ルーフラックのデメリット

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ルーフラックに載せる荷物はむき出しの状態なので、雨に濡れたり、日光に晒されたりするのがデメリット。

また、荷物をベルトやネットでしっかりと固定しないと積み荷落下の恐れがあり、安全面でも不安です。

ルーフラックに荷物を積む際は、濡れても困らないものをベルトやネットを使ってしっかりと固定しましょう。

▼ルーフラックと合わせて、オシャレなデザインのトランクカーゴもチェック!

パターン別ベースキャリアの取り付け方

出典:YouTubeチャンネル「クーピーチャンネル」より画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17566876/p2

ルーフラックを取り付けるには、まず土台となるベースキャリアを設置することが必要です。

ベースキャリアを取り付けるには、車の屋根がどういう形状か確認する必要がありますので、車の屋根にレールがあるかどうかを確認してみてください。

パターン1:ルーフにレールがある場合

車にレールが付いているタイプには、レールのタイプに合わせてベースキャリアを設置します。

レールの種類は、ルーフレールタイプとダイレクトルーフレールタイプの2種類です。

ルーフレールタイプは車の屋根とレールの間に隙間があるタイプ。一方、ダイレクトルーフレールは屋根との間に隙間がなく、盛り上がった箇所がある特殊なタイプです。

パターン2:ルーフにレールがなく、レインガーターがある場合

ジムニーやハイエース、キャラバンなどの車の屋根にはレインガーターと呼ばれる雨どいがあり、このレインガーターにベースキャリアを取り付けます。

パターン3:ルーフにレールがなく、フィックスポイントがある場合

車の屋根にフィックスポイントと呼ばれるネジ穴が付いた車の場合は、この固定ポイントを利用してベースキャリアを設置できます。

パターン4:ルーフにレールも、フィックスポイントもない場合

車の屋根にルーフレールもポイントもない場合は、ルーフオンタイプのベースキャリアを直接屋根に取り付けます。

ルーフラックのおすすめメーカー

次に、ルーフラックでおすすめのメーカー3つをご紹介します。メーカーによって商品展開が異なり、適合車種の違いもあるので、自分の車に合うルーフラックを探しましょう!

テルッツォ(Terzo)

カーキャリアの開発を国産車中心に行っている日本メーカーです。国産車の適合が多く、新車であっても適合するカーキャリアを見付けやすいのが特徴。

アウトドア感たっぷりのデザインから、街乗りしやすい控えめなデザインまで幅広いラインナップが魅力です。サイズ展開も豊富なので、自分に合うものが見つかりますよ!

イノー(inno)

株式会社カーメイトのカーキャリアブランド。リーズナブルかつシンプルなデザインで人気の国産メーカーです。

軽自動車に適合するラインナップも多く、カーゴネットやパッキングベルトなどのアイテムも充実しているので、初めてのルーフラックにおすすめ!

スーリー(Thule)

世界中のキャンパーから絶大な支持を得ているスウェーデンのカーキャリアメーカー。価格は他メーカーに比べると高くなりますが、耐久性の高いスチール製のルーフラックは高級感があります。

海外製のため日本専売車種や軽自動車に使えない製品もありますが、タフでスタイリッシュなデザインはキャンパー憧れの的!特にバスケットタイプは車のドレスアップにおすすめです。

洗車や車検はどうなる?ルーフラックに関するQ&A

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ルーフラックを取り付けるにあたり、よくある質問にお答えします!

Q1.ルーフラックを取り付けたまま洗車できる?

ルーフラックを取り付けたときに、洗車はどうしたらいいのか心配ですよね。

洗車機によっては洗車メニューが搭載されているものがあり、キャリアメニューを選択すれば利用できる場合があります。その際、洗車機の高さ制限も合わせて確認しましょう!

またルーフラック自体が洗車機不可の場合もあるため、購入前に確認しておくことをおすすめします。

Q2.ルーフラックに乗せられる荷物の大きさは?

2023年に改正された道路交通法によると、積載物の大きさは車両全体の長さ・幅の1.2倍までのはみ出しが許可されています。

また、積載方法は、前後左右へのはみ出しが車体の長さ・幅の0.1倍までとなり、この範囲内であれば許可申請不要で載せられます。

参考:変わります!自動車の積載制限|警察庁

Q3.ルーフラックを付けたまま車検は通る?

ルーフラックを付けたままでも車検は通ります。しかし、中古車を購入して新規車検の場合は通らないため取り外しが必要です。

また、車検をクリアするには、ボルトやネジなどでルーフラックを簡単に取り外しできることが条件です。

溶接されて簡単に取り外しができない場合や、寸法基準をオーバーする場合、ガタツキなど安全性に問題がある場合などは車検に通らないので気を付けましょう!

ルーフラックを取り入れて、快適かつおしゃれなアウトドアライフを!

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ルーフラックを利用すると、車内の荷物スペースを減らして広々と利用したり、持っていく荷物を増やせたりと快適性が向上します。

一方、走行時には荷物を目視できないリスクもありますので、ルーフラックを利用する際は、荷物の固定方法や高さ制限などにも配慮し、安全第一を心掛けてくださいね。

お気に入りのルーフラックと一緒に、快適でおしゃれなアウトドアライフを楽しみましょう!

(文・兎山花)

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