登下校中の交通事故を防ぐ 矢板市で通学路の危険箇所を点検

 登下校中の交通事故を防ごうと、矢板市の小学校で18日、通学路に潜む危険な場所を点検しました。

 矢板市や学校関係者、警察などで組織する、矢板市通学路安全対策推進協議会は毎年、市内の小学校から報告のあった、通学路の危険な場所を確認し、安全対策をするために点検を行っています。

 18日は協議会のメンバー12人が、矢板小学校と東小学校の通学路を訪れ、安全点検を行いました。一行が訪れた矢板小学校の通学路では、スクールバスの停留所付近に歩道がありませんでした。また、東小学校の通学路では、急カーブのところに歩道と車道の区別がなく、対向車も見えにくいなどの危険を確認しました。

 矢板市内では、ここ数年通学路での交通事故は発生していないということですが、今回確認した危険箇所については、子どもたちが安全に通学できるように今後、対策を検討します。

 このあと開かれた協議会では、市内の通学路で行われた安全対策の取り組みなどについて報告がありました。

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