エンゼルス 2023年ドラ1のシャニュエル昇格 オホッピーも復帰

日本時間8月19日、エンゼルスはロースターの大幅な入れ替えを発表し、今年のドラフト1巡目(全体11位)指名を受けてプロ入りしたノーラン・シャニュエルがメジャー初昇格を果たした。また、長期離脱していたローガン・オホッピーも戦列復帰。C・J・クロンが腰の炎症で故障者リスト入りし、アンソニー・レンドンは10日間から60日間の故障者リストに移され、故障者の穴埋めとして奮闘してきたチャド・ウォラックはDFAが発表された。

2021年ドラフトのチェイス・シルセス、2022年ドラフトのザック・ネトと「メジャー昇格一番乗り」を2年連続で輩出してきたエンゼルスからまたしても「メジャーリーガー第1号」が誕生した。先月ドラフト指名されたばかりのシャニュエルが6週間足らずでメジャー昇格。マイナーではわずか21試合しか出場しておらず、ルーキー級、A級、AA級の3階級合計で打率.370、1本塁打、15打点、21四球、10三振、2盗塁、出塁率.510、OPS1.003の好成績を残している。クロンの離脱に伴い、傘下で最も実力のある一塁手を昇格させたとみられ、オホッピーの早期復帰と合わせて、エンゼルスがまだプレーオフ進出を諦めていない証と言えるだろう。

マイナー経験わずか21試合での昇格は、2003年にブリュワーズのリッキー・ウィークスが同じ試合数でメジャー昇格を果たして以来のこと。ドラフト指名と同じ年にメジャーデビューするのは、直近20年間では11人目となる。

シャニュエルは記念すべきメジャーデビュー戦に「1番・一塁」でスタメン出場。オホッピーも「5番・捕手」でスタメンに名を連ねている。日本時間8月19日のレイズ戦のエンゼルスのスタメンは以下の通り。

(一)シャニュエル
(指)大谷
(二)ドルーリー
(三)ムスタカス
(捕)オホッピー
(中)モニアック
(右)レンフロー
(遊)レンヒーフォ
(左)グリチック

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