主将ラウタロの”ドッピエッタ”でインテルがモンツァを下す|セリエA

写真:開幕戦で頼れるキャプテンが2得点

19日、セリエA第1節が開催され、インテルとモンツァが対戦した。

昨シーズンはチャンピオンズリーグで準優勝を果たすなど結果を残したインテル。2020-21シーズン以来のリーグ制覇を目指す今シーズンの初戦は、ラウタロ・マルティネスやニコロ・バレッラなどお馴染みのメンバーが先発出場を飾った。

対するモンツァは昨シーズン昇格組ながらも11位と健闘。さらなる躍進を目指す今シーズンの初戦の相手はリーグ屈指の強敵となった。

試合は開始して間もない8分、インテルのゴールで動き出す。右サイドでの軽快なパス交換から抜け出したデンゼル・ダンフリースのクロスに中央でラウタロ・マルティネスが丁寧に合わせ、ホームチームにリードをもたらした。

先制を許したモンツァは時間が経つにつれ徐々にボールを保持する時間帯が増える。しかしインテルの堅固なディフェンスの前にスペースを見つけることができず、最終ラインから先になかなかボールを運ぶことができない。

結局前半はそのまま終了。地力の差を見せたインテルが1点のリードを得て後半へ臨むこととなった。

後半に入って先に動いたのは追いかけるモンツァ。60分にダニー・モタ、61分にサムエレ・ビリンデッリを投入しスコアの動かないこう着状態の打開を狙う。

一方のインテルは67分に新加入のフアン・クアドラード、マルコ・アルナウトヴィッチを含む3枚替えを敢行。追加点が欲しい状況の中、新戦力をピッチへ送り込んだ。

すると76分、この交代策が的中する。左サイドでボールを受けたアルナウトヴィッチが華麗なフェイントからグラウンダーの正確なクロスを中央へ送り、ラウタロ・マルティネスの2点目をアシスト。投入直後に結果を残し、起用に応えた。

その後もインテルがボールを保持し、モンツァに決定機を作らせないまま試合終了。昨シーズンのチャンピオンズリーグファイナリストが新シーズン盤石のスタートを切った。

次節インテルはアウェイでカリアリと、モンツァはホームでエンポリと対戦する

◉試合結果
インテル 2-0 モンツァ

8分 1-0 ラウタロ・マルティネス(インテル)
76分 2-0 ラウタロ・マルティネス(インテル)

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