宝泉寺交通センターにベーカリーカフェオープン 九重町、観光客らが行列【大分県】

焼きたてのパンを求めて長い列ができた=19日、九重町菅原の宝泉寺交通センター内のベーカリーカフェ「ハンプティダンプティ」
テープカットで開店を祝った

 【九重】九重町菅原の宝泉寺交通センターに19日、ベーカリーカフェ「ハンプティダンプティ」がオープンした。セレモニーがあり、日野康志町長らがテープカット。早速、観光客や地元住民が焼きたてのパンを求めて列を作った。

 センターは同町と熊本県小国を結んだ旧国鉄宮原線宝泉寺駅跡地に建てられた町有施設。カフェは町が100%出資する指定管理者のここのえまち総合サービス(吉武勝広社長)が運営する。

 店内で焼き上げるパンは一押しのデニッシュ食パン(1本1100円)など40~50種類。併設のカフェスペースでは10時間かけて焼くプルドポークのサンドイッチ(1530円)などを提供する。

 川敬祐店長(63)は「地域で愛される店を目指す。ゆったりと過ごしてもらえる空間で、音楽イベントなどもやっていきたい」。

 営業は土曜(午前9時~午後6時)、日曜(午前9時~午後4時)のみ。春、夏、冬休みの期間中は毎日オープンする。

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