8月15日、アル・ヒラルはパリ・サンジェルマンからネイマールを獲得したことを発表した。移籍金は出来高を含め最大1億4000万ユーロ（約222億円）、給与は1年で1億ユーロ（約158億円）、広告料を含めると2年間で最大3億5000万ユーロ（約556億円）と報じられる超大型契約となったが、そのデビューまではあと1カ月ほど待つ必要があるようだ。『Daily Mail』電子版が報じている。
アル・ヒラルを率いるジョルジェ・ジェズス監督は、数百万ドルを費やしキング・ファハド国際スタジアムに6万人のファンを集めた壮大な“お披露目セレモニー”のあと、次のように語った。
「ネイマールは革新的で、クリエイティブな選手であり、我々のレベルアップに貢献してくれるはずだ。しかし、彼は現在軽いケガを負っており、いつ復帰できるかはわからない。恐らく9月中旬には準備が整うだろう」
ネイマールは今年2月のリール戦で負傷交代し、足首の捻挫および靭帯の損傷と診断された。その後、3月には足首の手術を受けることを決意し、その後の試合をすべて欠場。リール戦以降、試合への出場がない状況だ。
そんななか、ネイマールは8月18日に発表されたFIFAワールドカップ2026南米予選に臨むブラジル代表のメンバーに選出された。ジェズス監督はこれに「ブラジル代表がなぜネイマールを呼んだのかはわからない。彼は準備ができていない」と苦言を呈している。
アル・ヒラルへの加入により、アル・ナスルに所属するクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ世界で2番目の高給取りとなったネイマール。その新天地デビューはいつになるだろうか。
