週間MVP発表 打撃絶好調のフリオ・ロドリゲスとロサリオが選出

日本時間8月22日、MLB機構は2023年レギュラーシーズン21週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、ナショナル・リーグはエディ・ロサリオ(ブレーブス)が選出された。ロドリゲスはメジャーデビューした昨季に2度受賞しており、今回がキャリア3度目の受賞。マリナーズではローガン・ギルバートに続いて今季2人目である。一方、ロサリオはツインズ時代の2017年8月以来6年ぶり2度目の受賞。ブレーブスからの選出は今季6人目で、球団新記録となった。

現在22歳のロドリゲスは7試合に出場して37打数21安打、打率.568、2本塁打、12打点、6盗塁、OPS1.417の大暴れ。打率、打点、安打、塁打(31)、盗塁の各部門でリーグ単独トップの数字を残し、文句なしの週間MVP選出となった。日本時間8月17日から20日にかけての4試合では合計17安打を放ち、「4戦17安打」のメジャー新記録を樹立。また、4安打→5安打→4安打→4安打で4試合連続4安打以上はメジャー史上2人目の快挙となった。スロースタートだった今季のロドリゲスだが、シーズントータルの成績も打率.278、21本塁打、79打点、33盗塁、OPS.798まで向上させ、打点と盗塁はすでに新人王に輝いた昨季を上回っている。

現在31歳のロサリオは6試合に出場して21打数11安打、打率.524、3本塁打、10打点、OPS1.631の好成績をマーク。打率、長打率(1.048)、OPSでリーグ単独トップの数字を残すなど、MVPに選ばれた2021年のリーグ優勝決定シリーズを思い起こさせるような活躍を見せ、6年ぶりの週間MVPに輝いた。ブレーブスからの選出はショーン・マーフィー、マイケル・ハリス2世、ロナルド・アクーニャJr.、オースティン・ライリー、マット・オルソンに次いで今季6人目であり、異なる6人の選手が受賞するのは球団新記録かつメジャータイ記録。また、トータル6度の受賞も球団新記録であり、あと1度受賞すればシーズン7度のメジャー記録に並ぶ。

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