阪急電鉄で来年３月２８日まで実施中の人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボレーション企画が話題となっている。「装飾列車の運行」、「ちいかわ×阪急電車 阪急全線１日乗車券の発売」、「デジタルスタンプラリーの開催」、「コラボレーショングッズの発売」など、もりだくさんな内容だ。
実際、記者がよく利用する高槻市駅では記念スタンプが設置され、家族連れが列になっていたこともあった。また、「ちいかわ」のキャラクターが車体に描かれた装飾列車に乗る機会があり、運転席にはキャラクターのぬいぐるみ、車内の中刷りポスターなども「ちいかわ」一色だった。車内だけでなく、途中の停車駅でもカメラやスマホで写真を撮る姿を多く目にした。
「ちいかわ」とは、イラストレーターのナガノ氏が描くＸ（旧ツイッター）発の漫画で、２０２２年には日本キャラクター大賞でグランプリを獲得するなど、日本を代表するキャラクター。かわいらしいキャラクター性と、友情で困難を乗り越えることを描いたストーリーは人々に癒やしや希望を与えている。阪急電鉄の担当者は「沿線の皆さまにあたたかな気持ちや、小さな喜びを感じる瞬間を少しでも増やしていただきたいという思いから、実施することになりました」とコラボした理由を明かした。
ＳＮＳでの反響も大きく、装飾列車やグッズの写真の投稿や「かわいい」、「癒やされた」、「ラッピング列車を見るために沿線を巡ってきた」などの声が寄せられているという。「ぜひ、ちいかわたちと一緒に沿線を楽しんでいただき、ちいかわたちや阪急電車をより好きになっていただければと思っております」と担当者。ちいかわファン、電車マニアだけでなく、興味のある人は一度乗車してみては。
（よろず～ニュース・中江 寿）
