ヤンキースが接戦落として9連敗 1982年以来41年ぶりの大型連敗に

【ナショナルズ2-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

8連敗中のヤンキースは、今日から本拠地ヤンキー・スタジアムでナショナルズとの3連戦がスタート。その初戦は先発のカルロス・ロドンが6回6安打1失点の好投を見せたものの、打線が援護できず、1対2で敗れて1982年以来41年ぶりとなる泥沼の9連敗となってしまった。ナショナルズ2番手のメイソン・トンプソンが4勝目(4敗)をマークし、4番手のカイル・フィネガンは22セーブ目を記録。ヤンキース3番手のトミー・ケインリーは決勝弾を浴び、2敗目(1勝)を喫した。

有望株エバーソン・ペレイラを昇格させるなど、来季を見据えた戦いにシフトしつつあるヤンキース。故障者リストから復帰したロドンの好投を勝利につなげることができず、41年ぶりの9連敗で借金5となってしまった。3回表にカーター・キーブームの1号ソロで先制された直後、3回裏にベン・ロートベットの2号ソロで追いついたが、3番手のケインリーが8回表にCJ・エイブラムスの13号ソロで勝ち越され、1対2で惜敗。打線は1番から8番までが無安打に終わり、ロートベットが放った2安打だけだった。

右足親指に不安を抱えたまま戦列復帰したアーロン・ジャッジは思うように調子が上がらず、高額年俸のジャンカルロ・スタントンは打率1割台の体たらく。ゲリット・コール以外の先発投手陣は故障者続出もあって崩壊しており、最近はコール登板試合でも勝てていない。もしヤンキースがこのまま地区最下位でシーズンを終えると、1990年以来33年ぶりであり、東中西の3地区制となってからでは初めて。1993年から30年連続レギュラーシーズン勝ち越しを継続中だが、その記録も止まってしまうかもしれない。

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