マンチェスター・シティ退団が近づくスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(29)が、ファンへの別れを告げた。
2018年1月にシティへ加入して以来、センターバックの主力として数多くのタイトル獲得に貢献してきたラポルテ。しかし、昨シーズンはDFマヌエル・アカンジやDFナタン・アケの台頭もあり序列が低下し、今夏にはRBライプツィヒからヨシュコ・グヴァルディオルがやってきたことでさらに状況は厳しくなっている。
今夏の移籍が濃厚とされていたラポルテには、サウジ・プロ・リーグのアル・ナスルが接近。年俸2000万ポンド(約37億円)の3年契約で合意に至ったと報じられており、現在はメディカルチェックを受ける準備を進めているという。
シティからの退団が迫る中、ラポルテは自身のX(旧ツイッター)にてファンへの別れのメッセージを投稿。これまでの思い出を動画にしつつ、サポートへの感謝を記している。
「親愛なるシチズン(ファンの愛称)のみんな、今日はある物語を紹介したいと思う。僕にとって、忘れられない5年半だった。たくさんの思い出を、僕はいつまでも胸にしまっておきたい」
「プレミアリーグでのトロフィー、勝利、ゴール、タックル、ビッグファイトなど、良いことを考えるのはいつだって簡単だ。でも僕は、ケガや離脱、敗北、自分のミスなど、悪いことについても思い出している」
「トロフィーから挫折、勝利からケガまで、すべてが僕の旅の一部だった。今の僕を形作ったすべての瞬間に感謝している」
「この旅を可能にしてくれたすべての人に感謝したい。理事会、コーチ、スタッフ全員、ロッカールームを共有したチームメイト全員、そしてもちろん、ファンのみんな全員にね」
「このスカイブルーのシャツを着ることができて、本当に光栄で嬉しかった。これからも僕のことを良い意味で思い出してもらえると嬉しい。改めて、感謝していることを伝えたい。みんなの今後の幸運を祈っているし、いつだってみんなを見守っていきたい。また会う日まで。アイメリク」