松田、夏の終わりに祭りと花火大会 熱気球体験が復活 大名行列は秋開催に

「まつだ観光まつり」(過去開催の様子)

 神奈川県松田町の夏の終わりの風物詩「まつだ観光まつり」と、隣接する開成町と共催する「あしがら花火大会」が26日、いずれも酒匂川町民親水広場(松田町松田惣領、松田庶子)で開かれる。新型コロナウイルスの影響から観光まつりは4年ぶりの開催となるが、江戸時代の参勤交代を再現した夏恒例の「大名行列」は今秋に実施するとしている。

 観光まつりは盆踊りやパラグライダー体験のほか、午後7時からは松田山山頂からたいまつをともす「百八ツ火(ひゃくやって)」が夜を幻想的に彩る。大名行列は11月26日に開催予定の「まつだ産業まつり」で披露される。

 花火大会は酒匂川沿いに約千発を打ち上げ、例年6万人が足を運ぶという。今年は十数年ぶりに熱気球体験も復活し、町観光協会担当者は「風などの条件が良ければ上空から花火を堪能できるのでは」と話す。

 観光まつりは午後4時からスタートし、花火大会は午後8時から打ち上げの予定。問い合わせは同協会電話050(3198)9473。

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