軽油価格 1年ぶり153円水準 8週連続の値上がり

軽油(全国平均/税込み)が1年ぶりに153円台に高騰した。資源エネルギー庁が12日発表した10日時点の店頭価格は1㍑あたり前週(3日/152・2円)よりも0・8円上昇の153円で、8週連続の値上がりとなった。
 「値上がり」地域は40都道府県(前週43道府県/2週前43都道府県)だった。上昇幅は前週0・1円安だった東京が3・3円(152・6→155・9円)も急騰し、次いで佐賀の2・2円(150・0→152・2円)が続いた。
 「値下がり」地域は前週の値上がり反動などで福島、長野、山梨、高知の4県(前週茨城と東京の2都県/2週前愛知の1県)。また「横ばい」は群馬、富山、滋賀の3県(前週滋賀と高知2県/2週前高知、佐賀、大分3県)だった。
 最高値は長野の163・3円(前週比0・1円減)で、160円台は前週の5県と同じだが、長野を除き上昇。150円台は28都道府県から29都道府県、140円台は13県から12県。最安値は徳島の143円(同0・4円上昇)。

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